最近セレブレイトリカバリーに参加しています

依存症

こんにちわ、ぱらきぃとです。

依存症回復プログラムというと、NAやAAで使用されている12ステッププログラムが有名です。
12ステップはアメリカのクリスチャンが作ったプログラムですので、キリスト教国家のアメリカで「ハイヤーパワー」「自分を超えた大きな力」という言葉はそのまま「イエス・キリスト」を指します。
しかし、日本はキリスト教国家ではないので、「神=イエス・キリスト」という大前提が通用しません。
12ステップの文言にも「自分を超えた大きな力が私たちを正気に戻してくれると信じるようになった」とある通り、12ステップの本質は神でありキリストです。
したがって、神をキリスト以外の八百万の神にしてしまうと本来の12ステップの効果は得ることはできません。信仰の自由は確かにありますが、12ステップの原理的にはキリスト以外を信じても回復することはできないのです。
日本のAAなどでも12ステップが本来の意味からかけ離れて回復率が低下していると警鐘を鳴らす人がいるほどです。

そこで、ハイヤーパワー=イエス・キリストという概念を確立させた依存症回復プログラムがあります。
それがセレブレイトリカバリー(CR)です。
あまりやっているところが少ないのですが、私は聖書キリスト教会という教会のCRに参加しています。

このセレブレイトリカバリーはアメリカの牧師のリックウォレンとジョンベーカーという人が作り出したキリスト中心の回復プログラムです。
二人の著作である「回復の道」「回復の喜び」という本にて解説されています。
今アメリカでも急速に拡大している回復プログラムで、多くの人がこのプログラムを通して依存症からの回復とキリストと共に生きる喜びを手にしています。

基本的なルール(アノニミティ)などはAAやNAなどの自助グループと同じですが、私の教会の集会ではまず初めに牧師のメッセージがあり、それが終わってから分かち合いといった流れになります。
参加しているメンバーは性依存症や性的な嗜癖を持つ人が多く、男女別に分けられているので性に問題のある人も参加しやすいようになっています。

自助グループではハイヤーパワーの概念が薄く生きづらさなどがメインに語られることが多いのですが、やはりこのCRはキリスト中心のグループだけあり、生きづらさの上に救いがあるという希望のメッセージが語られることが多いです。
やはり、希望を持って回復に取り組んでいるクリスチャンのエネルギーは見ているこちらも力づけられます。今、回復の停滞期にある人も、CRに参加してみると何らかの解決に役立つのかもしれません。

難点は日本では知名度が低くあまりやっている教会が少ない、といったところです。
今の所どこでやっているのか私もあまり把握していないので、いつか調べてブログの記事としてあげてみたいと思います。

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